甘夏みかん畑 修繕作業

甘夏みかん畑 修繕作業

コロナ禍による自粛で島に渡ることがなかなかできず、甘夏みかん畑の様子が気になりながら6月も下旬に入りました。そんな時、島の方から畑にイノシシが入ったようだという連絡を頂いたので見に行ったところ。。。鉄柵が広範囲に倒され、根を食いちぎり、実をちぎり、木をひっかいて枝を折られていました。あまりに無残な状態に呆然としてしまいました。

根をちぎられた甘夏の木

草刈りをしたあと、折られた枝を切り落として消毒薬を塗りテーピングをしました。人間と同じような手当てです。掘り返された根元には土を入れ、倒された鉄柵を起こし、鉄柱を立てて補強しました。これだけの作業は素人の私たちだけでは到底できませんので、農家さんにご指導いただきました。

椿畑を維持管理していくというのは、手がかかり大変な作業です。島民の方が高齢になり畑の手入れができなくなって耕作放棄地になっていくという理由がわかるような気がしました。それでも、大島の特産である甘夏みかんを守っていくために、お客様に美味しい甘夏をお届けするためにも、この活動は持続していきたいと思っています。

消毒薬とテーピング