甘夏みかん畑へ行ってきました

5月も終わりに近づき、日差しも強まってきたため甘夏みかん畑の様子を見るために大島に渡ってきました。

今回乗ったのは小型の「しおかぜ」。

からっと晴れて海風も心地よく作業日和!
今回も前回同様、少し小さな船「しおかぜ」に乗りました。
「しおかぜ」は、大型の「フェリー おおしま」に比べて10分早く到着するのですが…かなり揺れます!
手に汗を握るくらいのアトラクション気分を味わいながら大島へ到着。

甘夏みかん畑に到着すると、前回私が作業した時とは違い緑が茂って生き生きとしていました。雑草もたくさん生えています。

甘夏みかんの木も雑草も茂っています。

甘夏みかんの花がまだ見られるかな?と思っていたのですが、花の時期はとっくに終わっていました。
花の後を見ると小さな丸いふくらみがぽつぽつとできていて、このふくらみが甘夏みかんの実になるそうです。たくさんの実を見つけて嬉しくなりました。
葉が濃い緑色をしている木は緑のぽつぽつも立派で、葉の色が薄い木は少し小ぶり。それぞれの木にも個性があるなぁ…と興味深かったです。

緑のぽつぽつ、見えますか?これが甘夏みかんになります。

畑の奥に目をやると、1本だけ枯れてしまっている木がありました。
周りの草木が緑色に茂っているので、なんだかとても不自然に見えます。

緑が茂る中ぽつんと枯れ木が…

先月の訪問時には新芽も出て花もついていたのに…
なんでだろうねと話しているといつも甘夏みかんのお世話をしていただいている方が様子を見に来て下さったので思いあたる原因について伺ってみました。
するとカミキリムシなどの害虫が木の中に侵食し枯らしてしまうことがあるとのこと。根のあたりの木肌を触ると表面がほろほろと崩れるようにはがれていきました。

様子を見ていただいています
地表近くの木肌がかなりもろくなっています。木くずみたい。

残念ながらこの木にはもう実が付くことはないとのことで、苗の植え替え時期に新しい苗と植え替えることとなります。
また1本丸々枯れてしまったら大変なので、今後は害虫などによる被害を防ぐ方法も考えないといけません。

葉っぱについているカイガラムシは手で取り除きました。

今回は、葉についているカイガラムシや、枯れ枝を取り除きました。新しく植えた苗の周りに肥料をまいていたため、雑草が勢い良く育ち、甘夏の苗が紛れてしまっていたので新しい苗の周りに生えている雑草はぐるりと抜きました。

甘夏の苗に負けないくらい周りの雑草も成長しています。

雑草がかなり茂っていたため、人の手では大変…ということで畑に一度トラクターを入れて雑草ごと耕していただき、その後私たちが草刈りを行います。
梅雨、そして夏の時期は日差しが降り注ぎ、甘夏みかんも雑草も生育が早くなるためお手入れに伺う頻度を増やさないと…と話をして今回は終了です。

お昼時だったので本日もmusubi cafeへ。

musubi cafe

前回同様、本日も漁師サンドとひじきナゲットのセットをいただきました。

海を見ながらお食事が楽しめます。
おいしい匂いに誘われて集まってきました。

フェリー乗り場までの道すがら。今日は本当に空が青くて海の色が鮮やかだったのでカメラフィルターなどのアプリを使わず撮影してみました。

夢の小夜島 海の透明感伝わりますか?
奥に見える左に伸びる道は「海の道」潮が引いた時にだけ現れるそうです。

作業に行く日はフェリー乗り場から甘夏みかん畑までのほんの15分程度の間に見かけた風景を撮影しているのですが、それでも写真に収めたい風景ばかりです。
これからの季節お出かけに迷ったら大島観光はいかがでしょうか。