地島には天然のヤブ椿の群生が広がります。
これは自生しているものもありますが
何十年と成長した椿はいまや巨木となっています。
山は手入れをしないと荒れていきます。
荒れた山では、雨を吸収し蓄える力が衰えていくほか
猪が大事な農作物を食い荒らす被害なども出ています。
こうしたこともあって、
島の方々や多くのボランティアさんの手によって
椿の苗を育て植樹するなどしてみえます。
今年は、海千も植樹に参加させていただきました。
島の観光要素にもなっている「天然ヤブ椿」の苗を植樹することは、
荒れた山(土地)の手入れ
景観を保ち観光要素を維持していくこと
食べられる椿油を作り島の産業を維持していくこと
などが期待されています。
この苗が大きく育って、花をつけるのはおよそ5年後。
楽しみです。